山のニュース

昨年の山岳遭難者、初めて3,000人を超える! [警察白書]

 去年1年間に山岳事故で遭難した人の数が初めて3、000人を超えたことが、警察庁のまとめでわかりました。
   警察庁によりますと、去年1年間に全国で起きた山岳事故で遭難した人の数は、おととしより249人増え3、043人となり、初めて3、000人を超えました。
   また、死者・行方不明者の数は24人増えて335人となり、いずれも統計の残る1961年以降で最多となりました。
   遭難した人の数を都道府県別でみると、アルプスを抱える長野、北海道、アルプス登山口富山の順で多く、年齢層別でみると、60歳以上が1、565人と全体の51.4%を占めています。