山のニュース

「長野」北アルプス富士ノ折立(2980m)の山頂近くで男性2名死亡! [2016/5/02]

 ゴールデンウィークの5月2日、北アルプス・富士ノ折立の山頂近くで、砺波市の会社員の男性を含む2人の遺体が見つかりました。
   遺体で見つかったのは、砺波市三合の会社員・島靖博さん(62)と、身元不明の男性のあわせて2人です。
   上市警察署などによりますと島さんは4月30日の午後「富士ノ折立と真砂岳の間で視界が悪く動けなくなった」と、携帯電話で警察に助けを求めていました。

   
 4月30日、1日と悪天候のためヘリでの捜索はできず、県警山岳警備隊が地上から捜索にあたりましたが2人は見つかりませんでした。
   天候が回復した2日は県の消防防災ヘリが出動し午前7時22分ごろ、標高およそ2980メートルの富士ノ折立の山頂近くで島さんら男性2人の遺体を発見しました。
   島さんはひとりで登山にでかけ、一緒にいた男性とは途中から行動を共にしていたとみられます。警察が身元の確認を急いでいます。
   島さんは県内の登山サークルに所属しており、少なくとも25年の登山経験のあるベテランだったということです。
   
   

 身元が不明だった2人目について、千葉県市川市、斎藤達也さん(53)と判明したと発表した。2人(低体温死)は登山中に合流したらしい。