山のニュース

「神奈川」湯河原で8m高さからグランドフォールして死亡! [2015/12/20]

 目撃者の話によると、現場は「No.3ルート」付近で、被害者は終了点からロワーダウン中、8mぐらいの高さから墜落した模様です。
    事故後、JFAスタッフが現地に入り、現場の状況確認と残置されていた被害者のロープ等の回収を行なったのですが、被害者の残置ロープはビレイヤー側は地面に付いており、
   クライマー側ロープが末端から2mぐらいのところに8の字結びが作られ、そこに安全環付きカラビナがかけられた状態で終了点のリングに引っかかっていました。
   その状況から推測すると、被害者は終了点で「結び替え」を行ない、新たに作った8の字結びとハーネスを接続したカラビナが、「かけ間違い」か「かけ忘れ」、あるいは
   「何らかの理由でハーネスから環付きカラビナが外れてしまった」等が考えられます。


 22日午前8時半過ぎ、地上から捜索していた救助隊員が心肺停止状態の大沢さんを発見。防災ヘリで長野県大町市内の病院に搬送されたが、死因は窒息死。